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KEIZOKU⑥  106年分の・・・

復興へいま
 「完全なんて、ウソを言うな」「影響が出たらどう責任取んの!」
神奈川県の黒岩祐二知事に住民から激しい怒号とヤジが飛んだ。
岩手県などのがれき受け入れに向け、神奈川県庁で1月に開かれた
住民対話集会。受け入れに前向きな知事が約200人を前に
「これで焼却灰は完全に封じこめられます」と、ボードを使って
説明した時だった。同席した岩手県の工藤孝男・環境生活部長は
「がれきの放射性濃度は1㌔・㌘あたり100ベクレル以下。不安、
心配をおかけするのは心苦しいが、ご協力をお願いしたい」
と頭を下げるしかなかった。
 東日本大震災の津波で発生したがれきの処分が進まない。
岩手、宮城、福島県で計2253万㌧。うち最終処分されたのは
5.6%にとどまる。岩手、宮城両県は計約400万㌧を
全国の自治体が引き受ける「広域処理」を求めている。
宮城県石巻市川口町の仮置き場では、がれきの山がピラミッドの
ようにそびえる。1年で4段20㍍ほどの高さになった・・・
(3月2日 讀賣新聞朝刊より)



どこかが引き受けなければならないという状況は理解している・・・
でもなぜ、この土地なのか・・・


この瓦礫処分施設をめぐるコンフリクト、皆さんはどのように捉えますか?
石巻市のがれきの量は616万㌧、市のごみ量の106年分に相当。。。
震災から間もなく1年、この現実、皆で考えてみませんか?

by uguisukai | 2012-03-05 13:31 | ☆地域貢献活動
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「共に生きる」


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